今まで開発したiPhone用web appsを着々とAndroid対応にしたり、最近かなりAndroidと交流している(Androidでどうでも良いゲームを遊ぶことにちょっと時間を費やしてしまった事は秘密にしようかな)。
Androidは興味深くてしょうがない。但し、Android用に何かを開発しようと、iPhoneのSDKの感覚で始めてしまうと、バンカーがたくさん潜んでいるぞ。Emulatorを開くだけでも結構初めは一大事、分かってしまえばシンプルなものだけど(それにしてもAndroid Emulatorはちょっと遅いな…)。
じゃあやってみよーう(AndroidのSDKダウンロードしておいて)。
まずは、avdを作らなければいけない。avdとは、Android Virtual Devicesのこと。調べてみたところ、どうやら日本語では”Android仮想デバイス”と呼ぶようだ。
avdの作り方はこれ。ターミナルとかを使って。
/android-sdk/tools/android create avd --name avd1.5 --target 2
この”avd1.5″と”target 2″とは、Android 1.5のこと。だから、もし以下の用に書けばAndroid 1.1のavdを作成することができる。
/android-sdk/tools/android create avd --name avd1.1 --target 1
とコマンドを使うと以下の質問が聞かれるから no と答える。(ごめん、この部分実は意味が分からないけど no と書いたら使えたから…)
Do you wish to create a custom hardware profile[no]
これでavdファイルが完成した。
これでemulatorが起動できるんだけど、起動して、”Android_”が表示されてから使えるようになるまでかなり時間がかかるから!!
emulatorの起動には…
/android-sdk/tools/emulator @avd1.5
これでデフォルトのskinでAndroidのemulatorが使える。もし、skinを変えたいのであれば下記のコマンドを使って(デフォルトはHVGA)。
/android-sdk/tools/emulator -skin @avd1.5 HVGA
QVGA-Pの他にもHVGA-P、HVGA-L、QVGA-L等がある。
どうかな?iPhone SDKしか知らないと、Android SDKの場合emulatorを起動するところから躓いてしまうぞ(そして躓きかけたぞ)!